死とは?人生とは?筆者が精神疾患(鬱病)を患ってみえてきたもの

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年間1300人の火葬をしていると見えてくるものがあります。

それは、肉体は所詮、魂の器に過ぎないということです。理科室に骨格標本がありますよね?学生の頃、あの骨格標本を眺めていても筆者はあれが人間の体内に入っていることを実感として捉えることができませんでした。人間の骨格を模している標本であるにも関わらず、人間とはまったく別の存在であるかのように受け止めていました。しかし、現実はあの通りです。火葬が始まって10分も経てば、人間は皆あの標本の通りの姿をさらけ出すことになります。みんな同じ姿です。骨格に違いなど感じ取れません。違いがあるとすればそれは魂なんです。魂だけは人それぞれ違うものを持っています。大切にしなければならないのは外見ではなく魂なんです。多くの人は自分の容姿に悩み、その問題に対して人生の多くの時間を浪費してしまいます。しかし、そんな多くの時間を費やした外見など、たった10分の火葬ですべてが失われてしまうのです。もし、その時間を魂を磨き上げる時間に費やしていたなら?あなたが魂を磨き上げることは、結果的に周囲の人達の幸福に繋がります。どんな状況でも周囲を明るくしてしまえる人がいますよね?それが磨かれた魂というものです。肉体は失われてしまっても、幸福な魂は残された人たちの心に残ります。そして、心に残った幸福な魂の記憶というものは、生涯その人たちを支える糧となるのです。いいですか?肉体などはたった10分でこの世から消え去ってしまう程度のものでしかありません。人生の貴重な時間を外見で悩むことに費やすなんて馬鹿げています。本当に時間を使わなければならないのは魂を磨くという行為に対してなんです

魂を磨くということは、すなわち自分自身を取り戻すということ。

あなたの魂はどこかで迷子になっていませんか?肉体と魂がうまく噛み合っていないような気がして、あなたがいまどこにいるのかわからなくなってはいませんか?これは筆者が前職の会社に勤めていたときによく感じていた症状です。毎日、朝5時前に起きて始発が出る前の薄暗いホームのベンチに座って電車を待つ時間。電車を降りて会社へ向かって歩いている時間。終電に駆け込んで、改札を出て少しほっとしたのも束の間、あと6時間後にはまた始発のホームで電車を待たなければならないという事実を自覚した瞬間。そんなときに筆者はよく肉体と魂が離れてしまっている感覚に襲われていました。こんなに苦しい想いをしているのが自分だなんて信じられなかったのです。また、そんな辛さを現実として受け入れてしまえば、もうどこにも救いがなくなってしまうような気がして恐ろしかったのです。そんなとき、自分はなんのために生きているんだろう?自分は辛い思いをする為だけに生きているのか?生きることがこれほど辛いことなら、生きてることになんの価値もない。本当に病んでいました。しかし、病んでいるのは本当に筆者だったのでしょうか?それとも日本なのでしょうか?目の前が暗くなり、とても会社員を続けることができなくなってしまいました。会社を辞めて、暇になって火葬場に勤めだして、多くの死とそれを見送る人々を見つめるうちに、人生で最も大切にしなくてはならないのは周囲の人たちを幸福にすることだと感じるようになってきました。ひょっとしたら人生はその為だけにあるのかもしれません。そう認識してくると肉体と魂がひとつになったような、目の前の現実が急にクリアになったような、現実が実感として目の前にちゃんと存在していることを自覚できるようになったんですね。そうなると色々なことが見えてき始めました。そして、自分がなにをすべきなのか?なにをすれば自分も周りも幸福になれるのか?その方法が徐々にわかってくるんですね。そのとき、筆者はそれまで迷子になっていた自分の魂が肉体に帰ってきたような、なんだか温かい気持ちになれたんです。

魂を磨くために、あなたがいますべきこと。

あなたの魂はちゃんとあなたの肉体に宿っていますか?肉体と魂が別々になってしまっていると、すべての事象に歪みが生じてしまいます。そして、それは周囲の人たちにも悪い影響を及ぼしてしまうものです。例えばあなたは度数の高い眼鏡を掛けたことがありますか?周囲がぐにゃりと歪んでしまって、気持ちが悪くなってしまったでしょう?それと同じです。肉体に魂がきちんと納まっていなければ、あなたの周囲の空間は歪み、周りのひとたちはその空間が居心地悪くて離れて行ってしまいます。なんどでもいいます。あなたが幸せになるためには周りの人たちを幸せにしなければならないのです。それが無意識に出来るようになれば魂が磨かれたということです。ですから、あなたは辛くても、最初の内は意識的にまわりの人たちを幸せにしなければなりません。慣れないことは辛いものです。しかし、それを続けているうちに自然と、意識しなくても周りの人たちを幸せにすることが出来るようになります。なんでもそうです。最初は必ず失敗します。しかし、続けていくうちに必ずできるようになるものです。結果が早く出る人もいますし、成長が遅い人もいます。しかし、程度の差はあれ、自分が幸福になりたければ自分が周囲の人たちを幸福にできる人間に変わらなくてはなりません。それを自覚して生きるかどうかで、あなたの人生はまったく違ったものになるのです。

 

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