知らない方が幸せ?世界一高額な費用を請求されている日本の葬儀。

火葬場職員 葬儀費用

人が生まれてくるときと亡くなるときに多額の費用が掛かるのっておかしくないですか?

まず最初に筆者は人間が生まれてくるときと、死んでいくときに掛かる費用はすべて国が負担するのが当然のかたちだと思っています。しかし、現実は違いますよね。出産には補助金や地方自治体が特別制度を設けているところが少なくないですが、亡くなるときはほぼ無視です。無視どころか葬儀社に多額の費用を請求され、お年寄りたちは自分が亡くなることに対して費用面での心配を余儀なくされているのが現状です。筆者としては誠に遺憾だと感じます。この世の最後の瞬間に、葬儀に掛かる多額の費用の心配をしながら亡くなって行かなければならないのですから。…これが本当に先進国のかたちなのでしょうか?

他国だったら暴動レベル!日本は世界で一番高額な葬儀費用を請求されています。

幻冬舎新書発行の島田裕巳さん著『葬儀は、いらない』から引用させていただきますと、葬儀に掛かる費用は日本が約231万円なのに対し、アメリカは約44万円だそうですから、約5倍もの圧倒的な開きがあります。超大国アメリカを5倍も突き放す費用を叩き出しているとは驚きです!国民一人あたりのGDP(2018年)が世界25位の日本が、世界8位のアメリカを5倍以上も突き放すという事実にあなたは疑問を持たなくてはなりません。国民一人あたりのGDPとは簡単にいうと一年間で個人がどれくらい儲けたか?という数値です。2018年アメリカ国民はひとりあたり約590万円儲けていたのに対し、日本は約380万円の儲けという結果になりました。約380万円の儲けに対し約231万円も葬儀に請求されることを考えると、日本の葬儀費用が如何に高額であるか理解できます。日本人がアメリカ人の感覚で葬儀を行うには年収約3300万円が必要になります。容易に稼げる金額ではないですよね。ならば葬儀費用を削るしかありません、アメリカ人の感覚で考えれば日本の葬儀に掛かる適正費用は約28万円くらいが妥当なところなのです。

なぜ日本は葬儀費用が高額になるのか?

それはおそらく日本人の自主性の無さからきているのだと思います。葬儀って普通に暮らしているとまず考えないですよね?政治もそうですけど、普段の生活に対して関りがないものだと認識されてしまっているのです。だから葬儀社の言いなりになってしまうのです。政治家が税金上げますと言っているのとなんら変わりはありません。それが普通だと認識されてしまうのです。だから、いつまでたっても葬儀費用が高額なままなのです。日本にはとかく見栄を張る文化がありますよね。他のお家もこれくらい支払いましたよ?と聞かされれば、高くても支払ってしまうのです。この見栄というヤツは本当にやっかいな文化で、これが日本人を多方面から苦しめている要因だと筆者は考えています。

家族が自主的に行動するようになれば葬儀費用は15万円で済む

家族が積極的に葬儀を取り仕切るようになれば当然葬儀費用は安くなります。結局のところ、棺と骨壺と遺体の搬送さえしてもらえば、後はご家族で葬儀を取り仕切ることは可能なのです。参列に来られる方だってご家族の関係者の方なのですから、みなさん協力的なはずです。本来、葬儀は参列に来られた方たちも一緒になって作り上げるものだったはずです。それを葬儀社に頼むからお客様として扱わなければならなくなったのです。この考えは間違っています。会社の関係者など、なるべく多くの参列者を呼び込みたいというお家ならば葬儀社を雇わなければならないでしょうが、身内だけの小規模な家族葬を希望ならば、費用は15万円程度に抑えることは充分可能なのです。すべてをご家族で取り仕切ればもっと安くすることも可能です。

葬儀はしない!家族葬を10万円以内で済ませる直葬の手順!

  1. 病院で亡くなった場合、自前の通夜室と式場を持っていない中小規模の葬儀社に連絡。市営の通夜室に搬送してほしい旨を伝える。
  2. 通夜室に遺体が搬送されたら葬儀社と打ち合わせ。直葬を希望していることと、棺と骨壺の用意だけお願いしたい旨を伝える。
  3. 病院で貰った死亡診断書を持って市役所市民課で書類作成。同時に火葬日時の予約を行う。
  4. 市営の通夜室で身内だけで通夜を行う。
  5. 市営の通夜室は火葬場に併設しているので、火葬の予約時間に火葬場職員が通夜室から火葬場へ移動させる。
  6. お骨上げを済ませ、火葬場を後にする。

上記は葬儀を行わない直葬(ちょくそう)の手順です。またお骨の納先が決まっていないか、お骨そのものが不要な場合は、まったくもって帰らないことはできませんので、葬儀社から2寸壺(約2000円)を購入してください。そして火葬場職員に骨はひとかけらでいい旨を伝えてください。するとひとかけらだけ拾ってお持ち帰りいただくことが可能になります。残りの骨は火葬場でご供養いたします。また、葬儀を行う場合は別途、戒名代とお布施を和尚さんに支払う必要があります。また、上記の方法は殆どすべての手続きをご家族が行わなければなりません。手続きの負担を考えれば、筆者としては葬儀社に直葬を頼むことをお勧めします。その場合でも費用は15万円程度に抑えることが可能なはずです。

葬儀をあげる場合に費用を極力抑える骨葬の手順

家族葬で葬儀をあげたい場合は、お寺で近親者のみで骨葬(こつそう)を行うことをお勧めします。

  1. 病院で亡くなった場合、自前の通夜室と式場を持っていない中小規模の葬儀社に連絡。市営の通夜室に搬送してほしい旨を伝える。
  2. 通夜室に遺体が搬送されたら葬儀社と打ち合わせ。骨葬を希望していることと、棺と骨壺の用意だけお願いしたい旨を伝える。
  3. 和尚さんに連絡して、通夜の日時・火葬の日時を相談して決定する。その際に、葬儀は骨葬で葬儀社を使わずに、後日お寺で近親者のみで行いたい旨を伝える。これを了承してくれない和尚さんならば本気で檀家抜けをしてください!
  4. 病院で貰った死亡診断書を持って市役所市民課で書類作成。同時に火葬日時の予約を行う。
  5. 市営の通夜室で身内だけで通夜を行う。(その際に、戒名代などお布施の金額も相談しておくとよいと思います。)
  6. 市営の通夜室は火葬場に併設しているので、火葬の予約時間に火葬場職員が通夜室から火葬場へ移動させる。
  7. お骨上げを済ませ、火葬場を後にする。
  8. 和尚さんと決めた骨葬の日時にお寺へ行って葬儀を行う。(その際に、お骨をお墓に入れてしまうのであれば葬儀の時間を石材屋さんにも知らせておいてください。墓にお骨を納めるときには墓を開けなくてはなりません。墓を開けるには石材屋さんに頼む必要があります。)

この方法であれば、葬儀社へ支払う金額は随分と少なくなりますので、本当に安く葬儀を済ませることが可能です。

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