役所の嘱託職員を務める筆者が、役所について少し語ってみた

公務員 地方公務員 

火葬場職員は役所の嘱託職員か、外部委託企業の契約社員が勤めている。

火葬施設自体は地方自治体の所有物ですが、実際の作業は外部委託しているケースが殆どです。筆者のように役所の嘱託職員として施設管理を行っていたとしても火葬施設に正規公務員は誰も配属されていません。これだけの規模を誇る施設に正規職員がひとりも存在していない事実を理解してください。おかしいと思いませんか?本来であればおかしなことですが、現在の日本ではなにもおかしいことではないのです。実際、市役所本庁の全従業員の内、正規公務員は4割居るかどうかなのです。殆どの業務は臨時職員と嘱託職員がこなしています。はっきりいって地方公務員に正規職員なんて必要ないんです。6割が非正規でも業務は回っているのですから。

市役所内で自分の業務に生きがいを感じている公務員はひとりもいない。

どんな企業でも仕事に対して生きがいを感じることのできる人はそうは居ないでしょう。しかし、地方公務員の場合はその割合が飛びぬけて多いと感じます。筆者が忘年会などで交流したことのある正規公務員の人たち(部長・課長含め)みんな無事に定年退職を迎えることしか頭にありませんでした。50代ならわかりますが、30代・40代もそうなのです。もう金銭の奴隷ですよ。地域を良くするとか口先だけですよ、内面では問題に巻き込まれずに定年退職を迎えたい。若い頃からずっとそんな考えの人がずっと働いている職場が地方市役所の実態なのです。だから誰一人として本気で行動を起こさないのです。地方が活性化しないのはこういった現実があるのです。

やる気を抱いて市役所に入っても、速攻で潰される若者たち

公務員の評価は減点方式です。つまり問題を起こさなければ年功序列制度の元、順当に出世ができるのが公務員です。この制度のなにが問題かというと、とにかく若者を潰す上司が生まれやすいことです。上司にしてみれば若い公務員がやる気を出していろいろなことに積極的にチャレンジすることはリスク以外のなにものでもないのです。若手が失態を犯せば、それは上司である自分の責任になってしまうからです。公務員は減点方式です。成果など必要ないのです。ならば徹底的にリスクを潰していけばいい。だから、若手が積極的に改善や改革をしようとすると全力を持って潰しに掛かります。『理不尽に怒鳴る』『理不尽な理由で改革案を潰す』『重箱の隅の更に裏側を突くように粗探しをして全力で指摘する』『意味もなく新人いびりをする』等々で精神的に追い詰めて芽を潰していきます。そして若手が諦めて目の前の業務だけこなすようになると、ようやく安心して何も言わなくなるのです。異常ですか?いいえ、これが平常なのです。日本ではね…。

減点方式の恐怖!役所がますます腐敗していくのに誰も止められない!

役所は腐敗しています。これはもうどうしようもありません。地方の市役所や支所ならなおさらです。これは本当に救いようがありません。筆者は元々民間企業に勤めていましたが、地方市役所は想像がつかないくらい魑魅魍魎としています。そのひとつに『絶対に首にならない』というものがあります。これはとてつもない特権です。本当に首になりません。例えば仕事中に家に帰って寝ていても。いくら遅刻しても、役所に来なくても、最低限出勤日数をクリアしさえすれば、法律を犯さない限り絶対に首にはなりません。なんでか?そもそも公務員を首にする権限が市長にしかない。そして、職員の首を進言すれば、進言した人間の監督能力が問われて出世の道が閉ざされる為に、そもそも上司が進言しないことが問題なのです。どうせ3年我慢すれば配置転換で移動です。横暴な職員がいたとしても3年間我慢すればさよならできるので、わざわざ問題ごとに首を突っ込みたがらないのです。結果として、役所の腐敗はもうどうしようもないところまできています

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