人が亡くなる季節は決まっています!夏場よりも危険なのは冬の寒さ

冬場 火葬 死亡者 故人

夏場の高温では人は亡くならないんです。その先が危険なんです。

真夏日、酷暑日と猛烈な熱波に包まれる日本列島。その暑さにやられて亡くなる方はさぞ多いことだろうと思いませんか?しかし、実際のところ夏場に火葬場に運ばれてくる遺体の数はさほど多くないんです。最も火葬場が暇になる季節は毎年6月と決まっています。気候が安定しているからでしょうか、6月の火葬件数の少なさは際立っています。そして6月から8月までが平常運転、8月から10月にかけて繁忙期を迎え、11月から3月までは地獄絵図が展開されます。特に2月の火葬場は修羅場と化します。あまりにも件数が多いので葬儀社の従業員含め、火葬場職員の態度も割と粗暴なものになってしまいます。筆者が務める火葬場の一日許容件数は5件なのですが、倍の10件が5日間続くことも珍しくない状況が続きます。少ない日でも5件、平均的に8件がひと月続くのです。いちにち8人の火葬がひとつき続くことがどれほど肉体的・精神的に堪えるか想像つきますか?絶望ですよ…

御家族の方は冬場にお年寄りが亡くなりやすいことを自覚して注意してください。

お年寄りの方と一緒に暮らされている方ならば冬場は暖房と湿度管理を徹底してお年寄りを保護してください。離れて暮らしている方は週に一度は必ず安否確認に出向き、お年寄りの方の体調を気遣ってあげてください。これは冬場には特に重要なことになります。もしも、体調が優れない兆候が見られた場合はすぐに病院を受診するように勧めてください。また、受診したお医者さんが訪問診療もしてくれるお医者さんならば、お年寄りが亡くなった場合に自宅に呼んで死亡宣告をしてくれます。そうなれば、そのまま葬儀社を呼んで葬儀の手続きに入ることが出来ます。冬場は本当に油断なりません。どうか気を付けてください。

年明けの1月からギアが変わったかのように増加する死亡者

年が明けたということで気の緩みが生じるのかもしれません。それまで緩やかに増加していた死者数が1月を迎えると同時に怒涛の勢いで増加を始めます。これはもうとんでもない数で増え始めます。筆者の担当地区の年間火葬件数が1300人ほどなのですが、1月から3月までの間で400人程度の火葬を行います。それも作業員3人で朝から晩まで受け入れ、火葬、お骨上げのサイクルを繰り返すのです。想像以上に地獄ですよ。燃え盛る炎を眺め、匂いを嗅ぎ、骨を砕き、骨壺に納める。それを一日8サイクル3か月間ぶっ続けに行うわけです…どうですか?やれますか?正月休み?我々は大晦日も当然出勤しますし、1月2日からもう仕事始めですよ。

病院はなにかを知っている?

筆者が火葬業務に携わっていて気になっている点を教えましょう。それはなぜか大型連休の10日前くらいから火葬件数が増えはじめて、大型連休中になるとガクンと火葬件数が減るという不思議な現象がいつも起こることです。顕著なのはゴールデンウィークと正月休みの大型連休です。この連休期間に入る前の10日前頃から病院で亡くなられる方が増加しはじめるのです。ある年には毎日のように特定の病院から遺体が運ばれてきて、連休に入った途端に0件が続くといった現象までありました。まさかお医者さんが連休を取る為にわざと…いやいや、ただの偶然が重なったに過ぎませんよね

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