お経だけ和尚さんに上げてもらおうとするのは愚の骨頂

問わせていただきましょう「あなた本当に信仰心あるんですか?」

筆者は葬儀に掛かる費用は少なければ少ないほどいいと常日頃から思っていますし、このサイトでも出来る限り費用を抑える為の葬儀の方法を記事にしていますが…今回は筆者が長年火葬場に努めていてよく出くわした「???」な場面をご紹介していきます。それは故人様がどちらのお寺の檀家さんでもなかった場合、所謂『直葬』(ちょくそう)にてお見送りされるのが最も費用を抑えられるにも関わらず、遺族さんが縁もゆかりもない和尚さんを呼んでお経を上げてもらうことです。

和尚さんを呼ぶことによってお寺と繋がりが出来てしまうことのデメリット

故人様が無宗教であった場合、和尚さんを呼ぶと和尚さんは故人様に戒名を付けて檀家さんに入れてしまうように仕向けてくることもあります。和尚さんにとって檀家さんは金づるです。言い方は悪いですが事実としてそうなのではっきり言います。本当に清廉潔白な和尚さんなど筆者は知りません。そもそもそんな人間など存在しないものだとも思っています。それでも中には確かに誠実な和尚さんもいらっしゃいますが、10人和尚さんがいたら1人誠実、4人良識あり、3人凡人、2人俗物といった具合なので、下手をするとお経だけのつもりが勝手に戒名を付けて戒名代を請求されたり塔婆代を請求されたり、依頼してないのに檀家さんに編入して永代供養費等を請求される場合もありえます。

和尚さんも慈善事業でやっているわけではない

お経だけで済むと安易に考えないほうがいいでしょう。普段から交流のある和尚さんなら事情を汲んでくださるとは思いますが、縁もゆかりもない和尚さんを呼ぶとなると人柄もわからないわけですから、後々どのようなことになるかわかったものではありません。中には本当にヤクザみたいな和尚さんもいるのが現実です。そして最後にもう一度言いますが「あなた本当に信仰心あるんですか?」自分のお墓に一緒に入れる覚悟がないならば、無宗教の故人の方のお見送りに和尚さんを呼ぶのは考え直した方がいいと思います。

墓じまい、檀家抜けする場合に知っておきたい知識(実話)

地方では過疎化が進んでいます。地方の人が都会に出て行ってしまって、都会で家庭を築くと田舎のお墓を守る人が居なくなり、お墓をたたんでしまうことが増えてきました。その場合、お墓に納まっている歴代の先祖の骨の処分が問題になってきます。親や祖父母の骨ならば回収して都会のお墓に移そうという気にもなりますが、会ったこともないような数十年前の土葬された骨などは都会に持っていくことにも抵抗があることでしょう。その場合はお寺に供養塔といってお骨を合同処分してくれるところも結構あるので相談してみてください。お寺が引き取りを拒否された場合はまず市役所に相談してください。なお、火葬場では再火葬といって土葬や火葬された古い骨を再び火葬することもできます。再火葬するとどうなるかというと、骨が脆くなりますので粉々にして、かさを減らしてひとつの骨壺に納めることが可能になります。ひとつの骨壺にすべて纏まるとなると都会にも持っていきやすいですよね。筆者の経験では4人分までならひとつの骨壺(5寸)に納まりました。

墓じまい、檀家抜けするときに揉めるお寺もあります。

これも実話なのですが、檀家さんからすこぶる評判の悪い和尚さんに檀家抜けの相談をしたところ墓の整備費用として300万円せいきゅうされた遺族さんがいらっしゃいました。本来墓じまいや檀家抜けは電話一本でいつでもできるもので、費用として墓の整備費のみで済むものです。そもそも整備費用に300万円など必要ありません。ようは檀家抜けされるとお寺にお金が入らなくなるので、抜けさせたくないということなのです。この方は弁護士まで雇って解決したようですが、そこまでしなくても本来檀家制度に強制力なんてものは存在しませんから、和尚さんと気が合わなければいつでも出ていけばいいのです。(出ていかないから和尚さんがつけあがるのです。)こんな悪徳和尚の檀家で居続けるよりは高額な弁護士費用を払ってでも、きれいさっぱり檀家抜けした方がいいのかもしれませんね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です